ここでは、渡米前の留学準備についてや、持って行くと便利なもの・・・
そして鳩ひよが通っている学校の紹介などをしています。
内容に不明な点がありましたら、管理人に直接お問い合わせ下さい♪
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留学をするには、いくつかの手続きや準備が必要です。大まかな過程は下記の通りです。
1.証明書類の取得(全て英文)
・高校の成績証明書
・銀行の残高証明書
・予防接種の証明書(必要が無い州もあります。アリゾナは必要)
留学先の大学、州によって提出する書類も様々ですので、HPなどで必ず確実な情報を入手しましょう。
積極的にメールで質問するのも良いでしょう。
そうすることによって、学校側の対応の良し悪しも知ることができます。
例えば、ひよ子が以前通っていたヴァージニア州のコミュニティー・カレッジと、その後転校
しようとしていたボストンの大学からは、“Affidavit Letter”を提出するように言われました。
これは、直訳すると“宣誓供述書”と言う難しいもので、これを作成するために公証人役場へ
行きました。内容は、“すべての費用を支払います”と書いた紙に親が公証人の前でサインをし、
“そのサインが本当のものです”と公証人が証明したもの、です。
そして、ここアリゾナでは予防接種の証明書が必要です。これは、はしか(Measles)、
おたふく(Mumps)、風疹(Rubella)の3種類の予防接種を受けたと言う証明です。
母子手帳に記録があれば、それを持って病院に行き、英文で証明書を作ってもらえます。
それが不可能な場合は、小児医療センターの国際保健外来などに問い合わせてみましょう。
ひよ子の場合は、5歳の時に風疹にかかっただけで、他の予防接種は何も受けていませんでした。
なので、近所の小児病院で1本5000円で、はしかとおたふくの予防接種を受けました。
もちろん自費です。このようなケースは稀です。普通は幼少期に済ませておく物ですから・・・
銀行の残高証明書については、銀行によって所要期間や手数料が異なって来ます。
詳細については、銀行にお問い合わせ下さい。
2.I-20の取得
<必要書類>
・学校指定の入学願書
・高校の成績証明書
・銀行の残高証明書
・TOEFLの成績(学校により必要)
これらの書類を、願書締め切り日までに学校に送付します。TOEFLの成績は、必要な学校とそうではない
学校があります。私たちの通っているコミュニティー・カレッジは、TOEFLではなく学校独自の
テストの結果によってESLか一般クラスへの入学が決まります。
3.F-1ビザの取得
<必要書類>
・高校の成績証明書
・銀行の残高証明書
・パスポート
・ビザ申請用紙
・顔写真1枚(5cm×5cm)
・学校から受け取ったI-20
・日本とのつながりを示す書類
※私たちが申請した頃は、「日本とのつながりを示す書類」というものは必要なかったので、
詳しい内容は在日米国大使館で確認してください。申請用紙のフォームなどもここにあります。
さらに2003年8月1日以降、ビザ取得に面接も必要になりました。詳しくは上記の米国大使館でチェック。
<お役立ちリンク>
地球の歩き方の「学生ビザ/ワーホリビザ情報」にもわかりやすく書いてあります。
渡米前の留学準備ではないのですが・・・
4.F-1ビザの更新
留学生にとって、とても大切なF-1とI-20。そしてこの2つの微妙な関係・・・
I-20の有効期限が切れてしまったら、F-1の期限が残っていても合法滞在ではなくなってしまいます。
逆にF-1が切れてしまっても、I-20が有効期限内なら問題ありません。
ただこの場合、ビザと言うのは出入国の時に必要になって来る物なので、学生としての日本との行き来が出来なくなります。
出国はできても、いざアメリカに戻って来たら入れてもらえなかった・・・と言うやつです。
私の知り合いでも、ビザが切れてしまったんだけど更新は色々厄介なので、
卒業まで日本に帰らないぞ!!と言っている人がいます。
中国人留学生も、その様な例が多くあるようです。
私の友達は、I-20は5年間出ているのに、F-1が半年しか出ていないから、
卒業まで国には帰れないと言っていました。
<必要書類>
・在学中の学校の成績証明書
・銀行の残高証明書(アメリカの銀行の物でも可)
・パスポート
・ビザ申請用紙(DS-156)
・補足ビザ申請用紙(DS-157)
・職歴書(DS-158)
・顔写真1枚(5cm×5cm)
・I-20
さらに2004年6月1日以降、ビザ更新に面接が必要になりました。
私(ひよ子)は、そのぎりぎりちょっと前に更新したので、面接はありませんでしたが・・・
何にしても、書類の不備一つで突き返されると言う、厳しいビザ申請。
日本での貴重な夏休みを、ビザ更新のことで台無しにしたくない!
申請は全て自力でやったから、今回の更新くらい楽しても良いかな??
と言う思いから、ビザ更新の代行サービスにお願いしました。
そして問題なくビザが更新されたので、又こうしてアメリカでまったりと暮らしているわけです。
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渡米時に持って行ったら便利な物などを、ちょっと書き出しておきたいと思います。
一般編
消しゴム
はっきり言って、アメリカの消しゴムは使えません。
先日米人に散々文句を言ったら、「アメリカを侮辱するのかぁ!」と言われました。(^◇^)ケッケッケ...
電子辞書
これには本当に助けられました。特に、忘れがちな日本語をしっかり確認する時に、
広辞苑と漢和辞典をフル活用しています。英英辞典が付いていると尚良いですね♪
お薬編
頭痛薬・腹痛薬
勿論アメリカのお薬を服用している人もいますが、やはり飲み慣れた物が一番!
冷えピタ
こう言う感じの気の利いたものって、なかなかないです。
リップクリーム
無香料の物を探すのに苦労します。
女性編
化粧品
いずれは現地で調達しても良いと思いますが、やはり日本人には日本の物が一番です。
生理用品
これは、個人差があるようです。特に問題の無い人もいれば、肌荒れを起こす人も・・・
こだわり編
和食器
現地調達しようと思えばできますが、ちょっとしたかわいい小皿とかがないので、
私は電気屋さんで頂いた景品(小鉢)を持参しました。大役立ちです♪
洗濯ネット
こっちの洗濯機って、日本より数十年古い形です。
だって、真ん中にスクリューの棒が付いてるんですよ?洋服が傷みます。
ミニ洗濯物干し
乾燥機に入れたくない、大事な物を干す時に大役立ちです♪
私が上に記した物がなくっても、普通に楽しいアメリカ生活が送れると思います。
私の場合は、特に“心配性”なので、常に「備えあれば・・・」の精神で居ます。
現地調達できる物ばかりなのに、色々スーツケースに入れてる私に
「別に無人島に行く訳じゃ・・・」と言って来る人もいるでしょう。
良いんです!重い荷物を引きずるのも、あっちでこの荷物に助けられるのも、私なんですから!
と言う訳で、「備えあれば憂いなし」ですよ〜♪
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・ESL(English as a Second Language)
私たちが大学選びをする中で、“付属の語学学校がある所”と言う条件がありました。
大学に直接入学するのも良いですが、語学学校では日本人を始め、いろんな国の友達もできるし、
入学前の良い準備期間になると思います。
<Arizona State UniversityのESL>
私たちが2ヶ月間通ったAECP(American English and Culture Program)は、
Arizona State Universityの附属の語学学校です。 週16時間程度の授業の他に、
遠足(Field Trip)、メジャーリーグ観戦などアクティビティーも充実しています。
私たちは2ヶ月間で、セドナへの遠足、ダイヤモンドバックスVSサンフランシスコジャイアンツの試合観戦、
インディアン・ジュエリー作り、映画鑑賞・・・などに参加しました。
他にも、私たちが参加していないアクティビティーがいくつかありました。
授業は2ヶ月間で1学期です。レベルは6つあり、クラスの構成人数は10人以上20人未満と
言ったところです。先生によって当たり外れもあるようですが、オフィスのサポートも充実
してるし、何よりもアクティビティーの豊富さには満足できます。授業料もそれなりですが・・・
<授業料>2ヶ月分 $1590(学費のみ)
この他、申込金(Application Fee)$50、テキスト代(結構高い)などの費用がかかります。
それらの諸費用が込みで$1920(2004年現在)との見積もりがAECPのHPに書いてありました。
<Mesa Community CollegeのESL>
鳩サブローの場合、AECPでの2ヶ月を終えた後、MCCでESLの授業を取りました。
MCCでは、最初に受けるテスト(Placement)の結果でコース(ESLか一般クラス)が決まってきます。
ESLクラスのレベルは6つ(数え方によってはそれ以上)あり、自分のレベル内であれば、クラス、時間、
先生が選べます。つまり、ある程度自分でスケジュールが組めると言う事ですね。
コミュニティー・カレッジのESLは楽だとか、易しいなどと言われますが、鳩サブローの取った
クラスに関しては特に易しいということはなく、先生も熱心でした。
<授業料>4ヶ月分 $258(1単位)×12単位=$3096(学費)
$243(保険)
この他にもレジスターの際にかかる手数料、テキスト代などの費用がかかります。
尚、I-20を維持するために、1学期間で最低12単位取ることが決まっています。
<Mesa Community College>
ASUのMusic Departmentからの入学許可をもらってアリゾナに来たひよ子でしたが、ASUのAdmission
から許可が下りず、「MCCに行ってから編入しなさい」とアドバイスを受け、MCCに行くことにしました。
コミュニティー・カレッジは州立大学などに比べて学費が安く、クラスの規模も小さいので留学生
にはコミュニティー・カレッジ経由4年制大学行きと言う方法は、案外理想的かもしれません。
特にMCCの場合は、多くの学生がASUに編入するので、単位などの移行もスムーズにできます。
ひよ子の活動拠点のMusic Departmentには、ASUでも教えている先生がいたりして、情報が
もらえるし教授の紹介もしてもらってます。
全体的な感想は、先生の質の高さです。どの先生も親切で、留学生の立場を良くわかって
くれています。先生によっては、テストで辞書の使用を許可してくれたりもするみたいです。
※授業料や授業システムについては、MCCのESLと同じですので、上記をご覧下さい♪
MCCとASUで今まで取った授業 (ひよ子)
<Arizona State University>
ひよ子が、2004年春から通っている大学。 生徒数5万7千人以上の大学なので、キャンパスは広いしクラス規模も大きい!
でも私の専攻する音楽の場合は、キャンパスの端の方にこじんまりとしたビルディングがあり、その中はもう皆良く知った仲、と言う
感じでなかなかアットホームな雰囲気です。
音楽的レベルで言うと、全米で8番と聞いた事もあるし、13番と聞いた事も・・・なので定かではありません。が、質の高い教授陣、
揃った設備、そして優秀なクラスメイトを見る限りでは、なかなか良いレベルの様です。 珍しい専攻として、音楽療法があります。
アメリカでは多く知られている音楽療法ですが、私が調べた限りでは、州立大学に音楽療法専攻があると言うと、数少ないようです。
私も当初の予定では、音楽療法を勉強するつもりでアリゾナに来たんですが・・・
大学全体のトピックを取り上げるとすれば、アメフトが強いとか、パーティー好き学生が多く居る大学として、有名らしいとか・・・。
日本人留学生の数は200人前後だそうで、数だけ聞くと多いと思うかも知れませんが、生徒総数5万7千人の中の200人なので、
実際大した数ではなさそうです。事実、私の場合学校で日本人に会うことは、滅多にありません。寂しいくらいです(/ー ̄;)シクシク
その代わりと言ってはなんですが、韓国人&台湾人は周りにたくさん居ます。
★ 音楽科に興味のある方はこちら School of Music
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